【DTP用語】表面加工③フィルム張り
2009年3月31日火曜日
フィルム張りとは印刷物の表面に接着剤でPP(ポリプロピレン)や
塩ビフィルムを貼る加工である。熱プレスして光沢を出すフィルム貼りは、
両面貼りや窓貼り(紙に穴をあけて、その部分にもフィルムを貼ること)もできる。
主に使われているのは「グロスタイプ」と「マットタイプ」だが、
細かな凹凸のある「エボンスタイプ」や、きらきら光る「ホログラムタイプ」もある。
フィルムに接着剤を塗布し、赤外線ヒーターで接着剤の中の溶剤を蒸発させてから
印刷物に重ねて熱圧着する。圧着時の温度はグロスタイプで100~110℃、
マットタイプで90℃前後、エボンスタイプでは60~70℃前後となる。
いずれのPPも、加工できるサイズは最大で1,100×800mm程度。
塗料タイプのプレスコートに比べるとフィルム自体の構造がしっかりとしているが
ラミネートなどは元々着性のないフィルムを接着剤で貼っているため、時間が経つと
はがれやすくなる欠点がある。
WEB単語No.035「ティーザーサイトとは」
2009年3月30日月曜日
ティーザーサイトのティーザー(tease)には、
じらすという意味があり、発売前の新製品に関する断片的な
情報のみを公開し、閲覧者の興味を引くことを意図した
プロモーション用Webサイトのこと。
ティーザーサイトには商品の部分的な写真や、
キャッチフレーズ、ロゴ、発売日などを画面いっぱいに表示し、
細かな説明が無いケースが多い。
そのため、一見何のサイトか分からないものにならぬよう
注意する必要はあるが、実績からしてティーザーサイトは
主に新作ゲームソフトや、新車、デジタル製品、パソコン関連製品
などに関して、有効なプロモーション方法であるといえる。
ティーザーサイトはプロモーションの面だけではなく、
後にオープンされる新商品のWEBサイトのドメインを
いち早く検索エンジンへとインデックスさせることが
できるので、発売時にはちゃんと検索結果に表示させる
ことができるという利点もある。
【オススメ】辞書ソフト
今日は一息、超便利な辞書ソフトの紹介です。
キングソフト辞書
もう、他でも紹介されてますが、使ってみて、これはいい!と思ったので。
オフラインでもオンラインでも使える、
キングソフトから出ている無料の辞書ソフトです。
いままで「コピペして検索」していたのが、
知りたい単語にマウスオーバーだけで単語の意味が出てくる。
WEBページだろうが、PDFだろうが、メールでも気になる単語に
マウスを重ねるだけ!!
しかも発音を確認することまでできる!!←これ重要ww
英語に弱い私にとっては、発音確認できるだけでも神ソフトですw
他にも調べた単語を単語帳に登録、翻訳もできる。
辞書ツールとしての機能は申し分ないと思います。
【DTP用語】表面加工② プレスコート
プレスコートとは印刷物の表面に鏡面光沢をつける加工方法で、
光沢コートの処理後に熱プレスを行う方法である。
また水性ニスや溶剤系ニスの他、UVニスを塗布し熱圧着させる方法もある。
同種の表面加工にPP(ポリプロピレン)フィルムを使用する「PP加工」もある。
PP加工は他の方式に比べるとフィルム自体にも光沢があるため艶が長持ちし、
耐水性や耐摩擦性もあり、高温・多湿の状態にしてもブロッキングが
起きにくいのが利点だ。
※【ブロッキング】
加工された紙の表面に過重な圧力が加わり、
重なった紙同士がくっついてしまうことをいう。
◆加工方法
印刷面にアクリル樹脂などを塗布し乾燥させた後に、
加熱したステンレス鏡面板に圧着して仕上げる。
WEB単語No.034「アフィリエイトとは」
2009年3月29日日曜日
アフィリエイトとはWebサイトやメールマガジンなどに
企業サイトへのリンクを張り、ユーザーがそのリンクを
経由してで何らかのコンバージョンをすると、リンク元
サイトの主催者に報酬が支払われるという広告手法。
アソシエイトともいう。
仕組みはPPC広告と同じだが、アフィリエイトの場合は、
その商品やサービスに関連した情報を掲載するWebサイトや
メールマガジンが主な対象となり、より電子商取引サイト間の
パートナーシップの側面が強調される。
ポータルサイトへのバナー掲載のように、成果とは無関係に
広告費が決まる他の手段に比べて
アフィリエイトは極めて費用対効果の高い広告手法と言える。
WEB単語No.033「WIPO著作権条約とは」
2009年3月25日水曜日
WIPO著作権条約とは、世界知的所有権機関条約の
略語であり、さらに略してWCTともいう。
主にインターネット環境に対応した著作権の保護を
規定するもので、情報通信技術の発達に伴い
制定された、国際的な著作権の保護に関する条約である。
日本は2000年6月からこの条約に加入している。
条約の主な内容としては、コンピュータープログラムや、
編集物、データーベースの保護、商業的貸与権、
公衆送信権・送信可能化権、写真の保護期間
(死後50年間以上)、技術的手段解除等の禁止
などがある。
【DTP用語】表面加工① ビニール引き
ビニール引きとは印刷面にプレス用塗料を塗布し、
熱でプレスして光沢を出す方法である。
塗料の種類を変えることで艶消し・耐油・耐水など
目的に合った加工が可能。
高級感という視点での光沢はPPに劣るので、
艶消し加工で使用されることが多い。
他の加工に比べて比較的安価だが、摩擦や傷に弱い
という欠点がある。
◆加工の工程
塩ビ(塩化ビニール)系合成樹脂と速乾性ニスを混ぜた塗料を、
ビニール塗布機のローラーで塗布し、
遠赤外線ヒーターで溶剤を蒸発させて紙に定着させる。
【修辞】倒置法について
倒置法とは
言葉の順番を入れ替えることによって、
伝えたい内容を強調することができる手法。
文章は 主語 目的語 述語 の順で
記述されるのが通常だが、この順序を意図的に逆転させる。
強調的修辞技法の一つ。
例として
■通常
・彼は洗濯物を干していた。
■倒置法
・彼は干していた、洗濯物を。
■主語も倒置
・洗濯物を干していた、彼は。
【DTP用語】表面加工
2009年3月24日火曜日
箔押しやエンボスなどの表面加工は専門の会社で行うのが一般的ですが、
印刷所で塗料を印刷するニス刷りという方法もあります。
これはOP(Over Print)ワニスとかOPニスと呼ばれる無色透明、
あるいは半透明の塗料を最終インクとして使用し紙に印刷するものです。
オフセット印刷やグラビア印刷を行いますが、
加工に時間がかからず、版を作れば一部分だけ
ニス刷りすることも可能です。
印刷とほぼ同時に行うニス刷りを除けば、
表面加工は次の3種類に大別できます。
① ビニール引き
② プレスコート(プレス加工・ミラープレス)
③ フィルム貼り(ラミネート加工)
これらは加工の方法や材料によってさらに細かく分けられますが、
いずれも印刷物の表面に光沢を与え、水分や摩擦、
熱などから印刷物を守るのに有効です。
次回から3回に分けて、
上記①②③の印刷方法をご紹介していきます。
WEB単語No.033「ドットコム企業とは」
2009年3月23日月曜日
ドットコム企業とは、インターネット関連のビジネスを手がける
ベンチャー企業の総称のこと。
商用を意味する「.com」をドメイン名の末尾におき、
それをそのまま社名にする企業が多いことから、こう呼ばれる
ようになった。
ドットコム企業の多くは若い起業家が設立した新興企業で、
大規模な組織や資産は持たず、独創的な技術やアイデアで
事業を発展させている。
1999年をピークに、ドットコム企業は業績に関係なく暴騰し、
多くのネット株長者を生み出した。これをドットコムバブルという。
2000年になると、次第にネット企業の優劣が明らかとなり、
見込みの無い企業が倒産するようになってくると、株価は暴落し、
ドットコムバブルは崩壊したのだ。
代表的な企業としては、世界最大のオンラインショップである
「Amazon.com」などがある。
【修辞】 擬人法:擬物表現について
擬物表現とは。
擬人法と逆に、人の動作や様子を物質に例える手法。
これを『擬物表現』『結晶法』『実体化』など呼ぶ場合もある。
例として
・人がゴミのようだ
・機械の正確さを持つ男
・宝石のように輝く瞳
【修辞】 擬人法について
2009年3月19日木曜日
擬人法(ぎじんほう、活喩)とは。
人でないものを人格化し、人のように例える手法のこと。
人ではないモノを、人のしぐさ、行動、表情で例えることで
親近感を抱かせることができる。
例として
・太陽が優しく照らす。
・悲しい顔した空から涙の粒が降り注ぐ
・月が泣いている
WEB単語No.032「スプラッシュページとは」
2009年3月18日水曜日
スプラッシュページとは、メニューなどの情報を置かず、
Flash等の大画面アニメーションだけが表示されるページのこと。
雑誌で言うところの表紙であり、主にサイトのイメージを
伝えるために存在するページ。実質的なトップページは
スプラッシュページが終わった次のページとなる。
スプラッシュページの多くはかっこよさを強調したいだけ
といった事例がほとんどであり、ユーザーにとっては
必要な情報に到達するための余計なステップを
踏まなければならず、サイト運用側の単なる自己満足の
邪魔なページになりかねない。
通常はページ下部などの分かりやすい場所に
『SKIP』ボタンがついており、スプラッシュページは
飛ばせる設定になっているのがほとんどである。
【DTP用語】ガンマ値
ガンマ値とは、画像の明るさの変化と出入力電圧の比で、
これが1に近いほど自然な画像に見える(といわれている、詳しくは下記※で参照)。
入力または出力する色と、画像データによる信号の強さの関係を
「ガンマ特性」と呼ぶ。
例えば、ディスプレイでは入力されたディスプレイの輝度信号
(データの2進法による輝度の情報)と、実際のディスプレイ上の
輝度の関係がガンマ特性である。
また、これは常に完全な比例関係になっているわけではなく、
ディスプレイの種類によっても異なるので、自然に近い画像を表示
するためにはガンマ値を調整する「ガンマ補正」を行なう必要がある。
ガンマ値は、その比が高いほど彩度が上がり、明度が下がって
色自体が濃く見える。
特にウェブサイト制作時に、微細なグラデーションを表現する
時においては、一般的なディスプレイのガンマ値に準えて自分の
PCのガンマ値を変更するのも一つの手段だ。
▼ガンマ値の簡単な測定方法
http://kobayasy.com/gamma/
⇒※因みに自宅のPCを上記サイトで検証すると、
何も弄っていないのに1.9もあったので、
文頭で述べた「1に近いほど自然な画像に見える」というのは、
「1が正しい」という訳ではなく「ディスプレイごとの大きな差を
加味した上で、調整をするための尺度として1を設けた。」と
理解した方が良い。元々がブラウン管時代にできた尺度であれば
尚更である。
▼ガンマ値を簡単に変えるソフトウェア
⇒http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se223457.html
簡単にガンマ値を変えられるソフトです。
作業用の性能の良いディスプレイは若干明るいので、
使用しているPCのガンマ値さえ分かっていれば
これでガンマ値を調整し安いディスプレイの配色に
近いプレビューが簡単に行える。
逆に、自宅のディスプレイで性能の良いPCに
近い明るさを再現できたりもする。
【修辞】擬態法について
2009年3月17日火曜日
擬態法(ぎたいほう)は、
表現したい内容や様子を文字として書き表す修辞法のことである。
擬態法には以下の種類がある。
■擬態語(ぎたいご):様子を表す
・にこにこしている。
・いらいらする。
・もううんざりだよ。
■擬音語(ぎおんご):音を表す
・カタカタと震える。
・心臓がドキドキする。
・風がビュウビュウ吹いている。
■擬声語(ぎせいご):動物の鳴き声を表す
・犬がワンワンほえている。
・猫がにゃーとなく。
・カァーカァーとカラスがないている。
【DTP用語】トンボ
トンボという名称はセンタートンボの十字形が
虫のトンボに似ていることに由来する。
印刷物は仕上がりサイズより少し大きめの紙に刷り、
断裁や製本をして仕上げる。
この時指標として付けるマークをトンボという。
断裁する位置を示す角(かど)トンボや、
紙の中央位置を示してページごとのずれを防ぐセンタートンボ、
製本のために紙を折る位置を示す折りトンボなどがある。
特にセンタートンボはレジスターマークといい、
カラー印刷の際には、このマークがきちんと
重なり合うように刷ることでずれを防ぐ。
このことを見当合わせというので、見当トンボともよばれる。
WEB単語No.031「コーポレートカラーとは」
2009年3月16日月曜日
コーポレートカラーとは、企業や団体などの組織を
象徴するカラーのこと。
組織が対外的にイメージやコンセプトを提示する際に、
その組織のイメージをカラーによって印象付ける
役割を果たす。
企業の多くは、ロゴマークや旗、看板、製品パッケージ、
広告、ウェブサイトのデザインなどをコーポレートカラー
で統一することが多い。
ただし、Webに関してはブラウザによって見える色が
違ったり、Webセーフカラーから色を選ぶ必要がある為、
指定されたコーポレートカラーに近しい色を使用すると
いうのが一般的とされている。
【DTP用語】スクリーニング
2009年3月15日日曜日
写真やイラストなどのように階調のある原稿を、
印刷用の原稿に加工するための工程のひとつ。
写真などはそのままでは印刷原稿にはならないので、
製版所で細かい点の集まり(網、網点、ハーフトーンドット)に置き換える。
細かい網目の付いたフィルムやガラス板を感光フィルムの前に置き、
製版カメラで撮影すると、原稿の明るい部分には間隔の離れた小さな網点、
暗い部分は間隔の密になった大きな網点を発生させることができる。
この原理で網を作る作業をスクリーニング(網撮り、網掛け)という。
現在ではコンピュータ処理で網点を作っている。
一方、文字、罫線、図版などを一定の濃さの網点(平網)にしたり、
グラデーションにしたりすることを網伏せという。
以前の方法では、平網もグラデーションも製版工程のあとの色校正や
青焼き校正でしか見られなかったが、DTPソフトでは、最初から網を
入れた状態で作成し、初校の段階で網のかかったものが見られる。
WEB単語No.030「ROIとは」
ROIとは、Return On Investmentの略語であり、
投下資本利益率のこと。
一般企業では、事業や資産、設備などが
投資に見合った利益を生んでいるかどうかを
判断するための指標とされている。
Webマネジメントにおいては、その広告やサイトへの
投資金額に対して、得られた利益の割合のことを示す。
インターネット広告を利用した際、広告にかけたコストが
どれだけのコンバージョンにつながったかの
広告効果を明確にする為の重要な指標となる。
■ROIの算出方法
ROI=ROI=利益÷投資×100
【DTP用語】ハーフトーン
2009年3月11日水曜日
ハーフトーンとは、うす墨を使ったイラストや写真の、
最も暗い色と最も明るい色の間の濃淡のことで、中間調ともいう。
プリンタやオフセット印刷機ではこれを表現するために、
ハーフトーン部分を小さな点の集まりに置き換え印刷する。
印刷機では製版で大小の網点を作って濃淡を表現する。
グラデーションなどは微細な網点の大小で構成されており、
淡く表現された部分は比較的に点と点の間が大きいので
拡大してみると、細かい点の集まりであることが確認できると思う。
「アミ表現のサンプル」
プリンタでは、黒の細かい点の集まりで
擬似的にグレーを表現するディザリングという手法で表現する。
印刷機が網点を用いて点の大小でグレーの濃淡を表現するものに対し、
同じ大きさの点の密度で濃淡を表現する。
「ディザ表現のサンプル」
フォトショップやファイヤーワークスではこの表現を「ディザ処理」といい、
「網点」と共に、白と黒しか使えない状態で写真のような細かなモチーフを
印刷しければならない場合に使用する。
WEB単語No.029「クローキングとは」
クローキングとは、本来「隠す、置き換える」といった
意味であり、Webサーバに細工を施すことで
検索エンジンの巡回ロボットには一般の
閲覧者と異なる内容のWebページを見せること。
検索エンジンマーケティング技法の一つでもある。
具体的には、検索エンジンでの順位を上げるために、
キーワードを不自然に多く入れた情報を検索エンジンに
のみ送信する技法がある。
多くの検索エンジンではこの手法を不当とみなし、
クローキングを行なったサイトをindexから除外したり、
順位を極端に落とすといったペナルティーを科している。
また、検索エンジン側は巡回ロボットだけでは
クローキングされたかが正確に分からないため、
不自然な上位サイトを手作業でチェックする
などの対策を行なっている。
【修辞】隠喩:提喩法について
隠喩:提喩法について
提喩(ていゆ、シネクドキ《Synekdoce》とは
全体を表現するためにその中の一部の表現を用いる。
一部を表現するために全体の表現を用いることである。
提喩を用いた修辞法を提喩法と呼ぶ。
例として
・かわいそうな女だ。
かわいそうなのは女性全般(全体)ではなく、
その女性の人(一部)のことだけを指す。
【修辞】隠喩:換喩法について
隠喩:換喩法について
換喩(かんゆ、メトニミー《metonymy》)とは
表現したい事柄と深い関係を持つ語句を用いて表現すること。
換喩を用いた修辞法を換喩法と呼ぶ。
例として
・ゴッホが好き。:実際はゴッホの「作品」が好き
・学校面倒だ :実際は学校の「授業」が面倒
また、表現したい内容の象徴とされる事柄を
用い表現することを『象徴喩』という。
同じ意味の語句で言い換える換称とは異なる。
【DTP用語】仮想メモリ
2009年3月10日火曜日
DTPソフトの中でも特に、
画像等を扱うソフトはよく「メモリを食う」といわれる。
この「メモリを食う」という状態になると、処理速度が遅くなり
最悪の場合、ソフトが強制終了する事もある。
その事態を防ぐために、ハードディスクの空き容量をメモリとして代替し、
処理速度を安定させる機能がパソコンには備わっており、
その容量のことを、「仮想メモリ」という。
とはいえ、基本的にパソコンは仮想メモリ以外の「実メモリ」で動いているので
「仮想メモリ」は不測の事態の暫定処置と考えた方が良く、
頻繁にメモリが不足するようであれば、内蔵メモリを増設することが望ましい。
だが、メモリ増設も、自分のPCではなれば簡単にはいかない。
なので、自動的にメモリを圧縮し、処理速度を安定化させるソフトを紹介したい。
かくいう私のパソコンもすぐ根をあげていたが、このソフトを使用し定期的に
メモリを監視するようになってからは、画像処理の待ち時間が格段に減った。
【メモリの掃除屋さん】
http://www6.plala.or.jp/amasoft/soft/index.html
常駐の監視タイプでメモリの使用量が一定量以上に達すると自動で圧縮してくれる。
メモリの使用率もタスクトレイで瞬間的に確認できる他、何よりソフトが軽いので使いやすい。
WEB単語No.028「リーチとは」
リーチとは、広告やWebサイトにおける、
期間内での到達率のこと。
インターネット広告の場合、ある広告が全ユーザーのうち
何割に配信されたかの割合のことを指す。
フリークエンシーと混同されやすいが、フリークエンシーは
一人に対して広告が何度露出されたかの、「回数」を測る
指標であるのに対して、リーチは広告を見た人の「割合」を
測るための指標である。
広告内容がすぐに理解可能な内容であれば、
フリークエンシーよりリーチを重視し、
回数を重ねなければ広告に興味を示さないと
考えられる場合は、リーチよりフリークエンシーを
重視した方が広告効果が高いとされる。
広告の内容に沿った指標を選択する必要がある。
また、リーチは単に広告が配信された人数を指す
こともあり、この場合はリーチはユニークユーザー
数と同じ意味となる。
【修辞】比喩:隠喩法について
2009年3月9日月曜日
比喩:隠喩法について
隠喩(暗喩、メタファー)とは、比喩であることを明示していない比喩のことである。
隠喩を用いた修辞法を隠喩法といい、
ゲリラ豪雨、鉄砲雨、マシンガントークなど、
定型句となった表現も見られる。
例文としては
・彼女は雪花石膏の肌をしている
・彼の後悔は海よりも深い。
・人生は旅だ。
などで、「まるで」「ごとし」「ようだ」などが用いられていない。
隠喩にはさらに「換喩法」と「提喩法」がある。
これらについては次回書いていきたいと思う
WEB単語No.027「ROSとは」
2009年3月8日日曜日
ROSとは、Run Of Siteの略語であり、
あるWebサイト内で、掲載するページを指定しない
広告メニューのこと。
特定のページだけに掲載するという条件を設けずに、
任意のWebページに広告をランダムで掲載させる方法。
海外のWebページを見ていると、閲覧(リロード)のたびに
新しい広告が掲載されるサイトが多いが、
これはROSが海外での一般的なバナー広告形式だからだ。
またROSは掲載ページを指定するタイプの広告に比べて
掲載料金が割安とされているのに加えて、
Webサイト内の、どのWebページにも掲載される可能性が
あるのでリーチが最も広い。このためブランディング
目的のバナー広告に使われることが多い。
その半面、広告価値の高いWebページに表示される
保証がないのがネックなところである。
WEB単語No.026「リファラーとは」
2009年3月5日木曜日
リファラーとは英語で 参照する(refer )という
意味であり、ユーザーがあるWebページに
訪れる直前にどのWebページを見ていたかという
「参照元」のページのこと。
Web広告業界では、どのサイト、ページに掲載した
広告に効果があったのかを調べることができる
重要な項目のひとつである。
検索エンジンからの訪問の場合には、
URLのパラメータ部分を専用ソフトを使って調べることで、
どんな言葉で検索した結果から来たのかも
知ることが可能である。
まれにWebサーバの設定によっては取得できていない
こともあるが、それはサーバの設定を変更することで
解消することができる。
【修辞】比喩 : 直喩法について
2009年3月4日水曜日
比喩:直喩法について
直喩(ちょくゆ)とは比喩の一種。比喩であることを
ストレートに表現することである。
比喩していることを明らかにしているので
明喩(めいゆ)、またはシミリーとも呼ばれる。
直喩は
・まるで~のようだ。
・あたかも~みたいだ。
・~のごとし。
など例えていること、比喩していることを明らかにしている。
例文を用いれば以下のようになる。
・赤子の手をひねるようなものだ。
・空みたいな青い壁
・はやきこと風のごとし、しずかなること林のごとし
さらには有名な平家物語の「祇園精舎」(ぎおんしょうじゃ)にも
直喩法が使われている。
また直喩に対し、文字通りに読むと比喩であることが
わからない比喩表現を、「隠喩」あるいは「メタファー」という。
次回は隠喩について書いていきます。
【DTP用語】ルビのふり方
「ルビ」とは活字に付ける振り仮名で、名前は宝石のルビーに由来している。
活字の時代、本文は通常「5 号活字」で組み、その振り仮名は「7号活字(約2ミリ)」
この7号活字の大きさは5.25 ポイントに相当する。
英国では昔、活字をその大きさごとに宝石の名前を付けて呼んでいて
ルビーは5.5 ポイント活字のよび名だった。そして、このルビー5.5ポイント活字が
5.25 ポイント活字に最も近い大きさだったので、日本で振り仮名自体をルビと呼ぶようになった。
この由来のせいか、手書きの文書の振り仮名は「ルビ」とは呼ばず、
「ふりがな」または「フリガナ」という。
また、この「ルビ」には
「1-2-1」というJIS規格の振り方がある。(以下、DTP大辞典から抜粋)
x:親文字列の先頭からルビ文字列の先頭までのアキ量
y:ルビ文字間のアキ量
z:ルビ文字列の最後尾から親文字列の最後尾までのアキ量
◆親文字の文字列長がルビの文字列長よりも短い場合の配置方法
(親文字列が欧文でも練数字でもない場合)
・ルビ文字列はベタ組とする。
・親文字列が2文字以上の場合は、次のように
x:y:z=1:2:1の比率で親文字間をあけて配置する。
★標準の場合
★行末・行頭を揃えた場合
x:ルビ文字列の先頭から親文字列の先頭までのアキ量
y:親文字間のアキ量
z:親文字列の最古美からルビ文字列の最後尾までのアキ量
WEB単語No.025「ActionScriptとは」
2009年3月3日火曜日
ActionScriptとは、Adobe製品であるFlashで
用いられるマルチメディア向けのスクリプト言語のこと。
ActionScriptを用いることで、アニメーションや動画、
音声などを取り入れたインタラクティブデザインや
リッチクライアントシステムを実現することができる。
ActionScriptはプログラミング言語として見ると、
文法にJavaScriptと互換性がある。
さらに、バージョン2.0以降ではクラスベースの
オブジェクト指向もサポートするようになり、
より本格的なプログラミングも可能となっている。
現在のFlashCS4ではActionScript 3.0が標準となっている。
【修辞】比喩について
2009年3月2日月曜日
比喩(Trope、または転義法)について
比喩(ひゆ)とは簡単に言えば物事の様子や状態を、
他の物事に例えること。
字・語句・文・文章・出来事・作品全体などを駆使し、
読み手に例えられる物事を生き生きと感じさせる効果がある。
比喩を用いた修辞法を比喩法という。
また転義法(てんぎほう、比喩、trope)とも呼ばれる。
次回はこの比喩法についてさらに詳しく書いていきたいと思う。
【DTP用語】カラーチップ
パソコンの画面の色と、実際に印刷される色は違います。
紙の色ですら五万と種類がある中で、自分が出したい色を自在に出すためには、
印刷所にデータを出して経験するほかありません。
ですが、大きな印刷所にはカラー見本と言うものがあり
予めこれを入手しておくことで、色の動向を確かめることが出来ます。
なので、印刷データを発注する前に印刷所のカラー見本を入手し、
これを参照し作成すれば、仕上がりの時に誤差が出る心配がありません。
それでも納期が間に合わない。
印刷所にカラー見本がないなどの状況は多分にあり、
その為に色の参考とするもの、それがカラーチップです。
ところで、カラーチップにも種類があります。
厳密にカラーを表現したい場合、注文する印刷所が何のインクを使っているのか。
また、印刷といっても単に紙にプリントするだけではないものですので、
プラスチックや布の上に印刷したりする場合には、それなりのカラーチップを
保持することが必要になります。
■大日本インキ化学工業のDIC
1967年の初版発刊よりグラフィック、ファッション、インテリア、プロダクトなど
印刷会社やデザイナーなどの間で色の指定や色合わせに利用される代表的な特色の色見本帳である。
色が印刷されている紙はアート紙なので、それ以外の紙に印刷する場合は
見本通りの色の再現は難しい。
■東洋インキ製造の「TOYO」
日本のオフセット印刷の基準であるジャパンカラー準拠の「東洋インキ標準色」に即したカラーチップ。
日本の化学メーカーで、印刷インキ国内トップ。塗料・樹脂・粘接着剤・高機能性素材といった
高分子事業と顔料・着色剤・電子メディア材料などの色材事業を基幹事業としている。
■PANTONE Colors
アメリカ合衆国ニュージャージー州に本社がある企業。
「パントン・マッチング・システム」という色見本はグラフィックデザインや
印刷に加え、テキスタイル、プラスチックなどの業界ではスタンダードとなっている。
【修辞】レトリックとは
レトリックとは
修辞技法と呼ばれ、文章に豊かな表現を与えるための技法。
ギリシア・ローマ時代から学問的な対象となっており、
修辞学という学問領域となっている。
今回からは修辞学、レトリックについて書いていきたいと思う。
修辞技法は古典修辞学者によって以下の2種類に分類される。
・Scheme -
言葉のパターン(配列)を通常のパターン、
あるいは予想されるパターンからそらせる修辞技法。
・比喩(Trope、または転義法)
語の一般的な意味を変えたり、または修飾する修辞技法。
WEB単語No.024「クロスブラウザとは」
クロスブラウザとは、複数のWebブラウザで
Webページがちゃんと表示される、もしくは動作すること。
Webブラウザにはさまざまな種類があり、
ユーザーがどのブラウザでみているかはわからない。
まれにズレや崩れが発生しているページを見ることがあると思う。
さまざまなブラウザに対して、スクリプトやCSSなどによる
クロスブラウザを実現することで
より質の高いWebページを制作できる。
しかし、すべてのブラウザに対して調査するには
行程やコストが著しく増えるため、ある一定の種類と
バージョン(ターゲットブラウザという)を決める必要がある。
ターゲットブラウザには現時点でユーザーに広く使われている
ブラウザを調査して絞るのが一般的である。