【DTP用語】オフセット印刷/オンデマンド印刷

2009年2月2日月曜日

オフセット印刷とは、印刷技術の一つ。
実際に印刷イメージが作られている版と紙が触れないのを特徴とする。
平版につけたインクを一度中間転写体に転写(offset)し、紙などに印刷する。
非常に鮮明な印刷が可能で、版に紙が直接触れないので大量印刷にも適する。

平版を用いるオフセットの他、凸版を用いるドライオフセット印刷や、
電子写真方式(レーザープリンタなど)のオンデマンド印刷機にも
オフセット方式を用いたものがある。


一方、オンデマンド印刷とはオンデマンド印刷機を使用した印刷方法である。

コンピュータのデータをそのまま印刷機に送り込んで直接印刷するデジタル印刷と
ほぼ同義だが、オンデマンドという言葉自体は「要求があり次第に」という意味で、
印刷技法を示す言葉ではなく、印刷のあり方を示す。
このため、オフセット印刷であっても、短期間で小部数であれば
オンデマンド印刷といえる。

投稿者 湯のみ 時刻: 23:17  

0 コメント:

コメントを投稿