学校文法:助詞その2 ~並立助詞~

2009年1月20日火曜日

並列助詞とは、文字通り二つのものを並列させる助詞で
並列する二つのものの関係を示す。

並列助詞というが、二つのものの関連は並列だけではなく
関連性がないものも含む「列挙」、挙げたものの意味が累積する
「添加」などがある。

 ・の:並列や列挙を示す。
  「肉の脂身の旨み。」「ピカソの画力の真骨頂。」

 ・に:名詞に付いて、並列や列挙、添加を示す。
  「赤に、青に、黄色に合う色。」

 ・と:いくつかの事例の列挙を示す。
  「ボールペンと、やかんと、めん棒と、イカを持っていく。」

 ・や:名詞に付き、物事の並列及び列挙を示す。
  「ボールや、バットや、ベースの準備が必要。」

 ・やら:決定しがたい2つ以上の並列及び列挙するものを示す。
  「カードやらリボやら、どれで支払おうか。」

 ・か:いくつかの事例を列挙し、どれかを選ばせる時に使用する。
  「ヒーターかこたつか、どちらを買おうか迷う。」

投稿者 湯のみ 時刻: 0:37  

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