私たちの身近な国文法~学校文法~
2009年1月5日月曜日
「国文法」と言われると、耳慣れない言葉に聞こえるが、
簡単に説明すると「現代日本語の文法」の事だ。
国文法は大きく、山田文法、松下文法、橋本文法、時枝文法に分かれ、
私達が中学校時代に国語の授業で習ってきたのが
この中の「橋本文法」を基礎にして作られた「学校文法」だ。
学校文法は、品詞を
名詞(代名詞)・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・感動詞・接続詞・助詞・助動詞
の10種類に分類し、文を文節に分ける事を重視し、
品詞同士がある一定の法則に基づいて組み合わされ、文節や文章になる。
例えば、
①「私はデザインの勉強がとても面白いと思う」
と言う文章を
文節に分けると、
②「私は+デザインの+勉強が+とても+面白いと+思う。」
品詞単位で分けると、
③「私+は+デザイン+の+勉強+が+とても+面白い+と+思う。」
となる。
そして、この文節にを学校文法の品詞に割り当てると、
④「名詞+係助詞+名詞+終助詞+名詞+格助詞+副詞+形容詞+格助詞+動詞」
となるのが学校文法での文章の書き方だが、
この説明だけでは、学校文法の説明には不十分すぎる。
なので、次回からはこの学校文法を品詞ごとにクローズアップし、
それぞれの特性を説明していきたい。
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