学校文法:動詞
2009年1月7日水曜日
動詞とは、主に動作や状態を表し、主語や目的語などの名詞を修飾する品詞である。
現在進行形や過去形、未来形などといった「時制」がある文章では、一般に動詞が時制を示す。
■動詞の性質
動詞は名詞と並んで、ほぼ全ての自然言語(文化によって自然に生じた言葉)が持つとされる
基本的な品詞である。「歩く」「溶ける」などの動作や変化を表すほか、「違う」「居る」「均衡する」
のような、存在の静的状態を表すものも含まれる。
多くの動詞は、語尾が「ウ段(う・く・す・つ・ぬ・ふ・む・ゆ・る)」の文字で終わる特徴がある。
■動詞の種類
動詞はそれが意味を示すものの数や対象によって分類される。
尚、下記の「」で囲った文章の、色の付いた部分が動詞である。
①自動詞:主語を対象とした動詞。
「私は立った」「ボールが落ちる」
②他動詞:主語及び目的語(「~を、」や「~に、」で終わる語句)を対象とする動詞。
「彼が消息を断つ」「私は本を読む」
③二重他動詞:主語、直接目的語(~を、で終わる語句)、
間接目的語(~を、で終わる語句)を対象とする動詞。
「私は手紙を彼に渡す」「彼が箱に袋を入れた」
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