学校文法:接続詞
2009年1月15日木曜日
接続詞とは、その名の通り単語と単語、文節と文節をつなぐ品詞である。
文と文の間の前後関係を明らかにし、論理に一貫性を持たせるために使用される。
日本語の場合、接続詞は自立語として分類されるため、それ自体で文節を構成することができる。
活用形はなく、前後の語句で語形が変化することはない。
接続詞の大半は、本来ほかの品詞に属していた語が変化したものといわれる。
例えば、「それとも」といういう語は「それとは違うもうひとつの選択肢は」
といった文意が省略され、接続詞に変わったものだといわれている。
▽接続詞の例
比較するものをAとBとして説明する。
・並立
AとBが対等な関係にある場合。
「A、およびB。」「A、またはB。」など
・添加
AにBが別の物事を付け加える場合。
「A、しかもB。」「A、更にB。」など
・選択
AとBの中からいずれかを選ぶ場合。
「A、またはB。」「A、それともB。」など
・順接
Aの文脈をBが当然の結果として導く場合。
「A、したがってB。」「A、なのでB。」など
・逆接
Aの文脈をBが相反する結果として導く場合。
「A、しかしB。」「A、だがB。」など
・転換
Aの話題をBに変える場合。
「A、ところでB。」など
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