学校文法:助詞その1 ~格助詞~

2009年1月17日土曜日

助詞とは、単語に付いて自立語同士の関係を表したり、対象を表したりする語句の総称。
日本の女子の使い方には曖昧さがあり、「海に行く」「海へ行く」など、該当するものが
複数存在する場合がある。

助詞は種類が非常に多いので、これから数回に分けて紹介していきたい。

■格助詞
 名詞などの体言に付随して、意味関係を表す。

  ・が:動作や様子、要求や願望の主語に付随する。
   「僕が投げる(動作)」
   「海が綺麗だ(様子)」
   「車が欲しい(願望)」

  ・の:修飾語の動作や状態を表す。
   「貴女のハンカチ(ハンカチ=状態)」
   「魚の泳ぎ方(泳ぎ方=動作)」

  ・を:動作の直接的な対象や、移動の経路を示す。
   「肉を食べる(肉=直接対象)」
   「箱をどかす(どかす=移動経路)」

  ・に:ものがある場所や移動の目標点を示す。
   「宿屋に泊まる」
   「金庫に預ける(金庫に到達する)」

  ・へ:上記「に」と殆ど同じ使い方をする。
  
  ・と:動作や関係の及ぶ相手を示す。
   「老人と海」
   「じゃかいもとにんじん」

  ・から:ものがある場所や移動の起点を示す。
   「今日からはじめる(今日=起点)」
   「ここから芽がでる(ここ=場所)」

  ・より:比較の基準に用いる。
   「岩より硬い(比較)」
   「納豆よりくさい(比較)」

  ・で:用途や手段を示す。物事の場所を示す。
   「刷毛で塗る(手段)」
   「池で釣る(場所&手段)」

投稿者 湯のみ 時刻: 0:34  

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