【DTP用語】紙のサイズ

2009年2月13日金曜日

今回は紙のサイズに関して調べてみたところ、
知ったつもりでいたのに意外な落とし穴があった。

A版とB版の大きさは、切断の関係で微妙に増減する。
例えばA1サイズはA3サイズ(420×297)の各辺を二倍にした
840×594だろうと思うと、実は841×594が正解だ。
これは、841を2で割ると端数が生じるため、
裁断時に端数になる1ミリを省くことから生じるものだ。

A1などの大きいサイズの1ミリだから、
よほどの事がないと影響は出ないだろうが、
問題はA5やA6、A7といった小さなものを作るときである。
小さなDTPの1ミリを見誤らないよう、
A4の半分だから…といった計算をしてはいけない。


参考までに、以下がJIS規格のA版とB版のサイズである。
所々に端数が発生し、等分でない事が分かる。

■JIS規格サイズ(mm)
A0 1188×841
A1 841×594
A2 594×420
A3 420×297
A4 210×297
A5 210×148
A6 148×105
A7 105×74
A8 74×52
A9 52×37
A10 26×37

B0 1456×1030
B1 1030×728
B2 728×515
B3 515×364
B4 364×257
B5 257×182
B6 182×128
B7 128×91
B8 91×64
B9 64×45
B10 32×45

■規格外のサイズ
AB版…左右がA4で、天地がB5
B5寸詰まり…左右がB5で、天地は決まっていない。
A3ノビ…328×453mm
A3ワイド…329×530mm

投稿者 湯のみ 時刻: 22:52  

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