【DTP用語】TrueTypeフォント
2009年2月25日水曜日
文字のスタイルを決めるフォントにはいくつかのタイプがある。
今回は、この中のTrueTypeフォントの特徴を挙げていこうと思う。
TrueTypeフォントとは、フォントの規格のひとつであり、
輪郭線の境界を曖昧にして、滑らかに表示する形式のことである。
Mac OSやWindowsなどでは標準的にいくつか用意されている。
TrueTypeフォントは、単色ドットで表現する従来の方式とは異なり、
輪郭周辺に微妙なグラデーションがかかっているので滑らかな表示が可能となっている。
また、輪郭線を演算で算出しているアウトラインフォントでもあるので、
文字を拡大しても印刷しても美しい印字を得ることが可能である。
更に、システムがOSの機能として備わっているため、アプリケーションソフトや
プリンタの種類にかかわらず利用することができる。
当たり前のようであるが、逆に言えばTrueTypeフォント以外は
これらに属さないこともあるので、フォント選びの際には
それがTrueTypeであるかも注意して選ぶのが妥当だ。
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