【修辞】比喩 : 直喩法について
2009年3月4日水曜日
比喩:直喩法について
直喩(ちょくゆ)とは比喩の一種。比喩であることを
ストレートに表現することである。
比喩していることを明らかにしているので
明喩(めいゆ)、またはシミリーとも呼ばれる。
直喩は
・まるで~のようだ。
・あたかも~みたいだ。
・~のごとし。
など例えていること、比喩していることを明らかにしている。
例文を用いれば以下のようになる。
・赤子の手をひねるようなものだ。
・空みたいな青い壁
・はやきこと風のごとし、しずかなること林のごとし
さらには有名な平家物語の「祇園精舎」(ぎおんしょうじゃ)にも
直喩法が使われている。
また直喩に対し、文字通りに読むと比喩であることが
わからない比喩表現を、「隠喩」あるいは「メタファー」という。
次回は隠喩について書いていきます。
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