【DTP用語】表面加工② プレスコート
2009年3月30日月曜日
プレスコートとは印刷物の表面に鏡面光沢をつける加工方法で、
光沢コートの処理後に熱プレスを行う方法である。
また水性ニスや溶剤系ニスの他、UVニスを塗布し熱圧着させる方法もある。
同種の表面加工にPP(ポリプロピレン)フィルムを使用する「PP加工」もある。
PP加工は他の方式に比べるとフィルム自体にも光沢があるため艶が長持ちし、
耐水性や耐摩擦性もあり、高温・多湿の状態にしてもブロッキングが
起きにくいのが利点だ。
※【ブロッキング】
加工された紙の表面に過重な圧力が加わり、
重なった紙同士がくっついてしまうことをいう。
◆加工方法
印刷面にアクリル樹脂などを塗布し乾燥させた後に、
加熱したステンレス鏡面板に圧着して仕上げる。
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