【DTP用語】ルビのふり方
2009年3月4日水曜日
「ルビ」とは活字に付ける振り仮名で、名前は宝石のルビーに由来している。
活字の時代、本文は通常「5 号活字」で組み、その振り仮名は「7号活字(約2ミリ)」
この7号活字の大きさは5.25 ポイントに相当する。
英国では昔、活字をその大きさごとに宝石の名前を付けて呼んでいて
ルビーは5.5 ポイント活字のよび名だった。そして、このルビー5.5ポイント活字が
5.25 ポイント活字に最も近い大きさだったので、日本で振り仮名自体をルビと呼ぶようになった。
この由来のせいか、手書きの文書の振り仮名は「ルビ」とは呼ばず、
「ふりがな」または「フリガナ」という。
また、この「ルビ」には
「1-2-1」というJIS規格の振り方がある。(以下、DTP大辞典から抜粋)
x:親文字列の先頭からルビ文字列の先頭までのアキ量
y:ルビ文字間のアキ量
z:ルビ文字列の最後尾から親文字列の最後尾までのアキ量
◆親文字の文字列長がルビの文字列長よりも短い場合の配置方法
(親文字列が欧文でも練数字でもない場合)
・ルビ文字列はベタ組とする。
・親文字列が2文字以上の場合は、次のように
x:y:z=1:2:1の比率で親文字間をあけて配置する。
★標準の場合
★行末・行頭を揃えた場合
x:ルビ文字列の先頭から親文字列の先頭までのアキ量
y:親文字間のアキ量
z:親文字列の最古美からルビ文字列の最後尾までのアキ量
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