【DTP用語】ハーフトーン
2009年3月11日水曜日
ハーフトーンとは、うす墨を使ったイラストや写真の、
最も暗い色と最も明るい色の間の濃淡のことで、中間調ともいう。
プリンタやオフセット印刷機ではこれを表現するために、
ハーフトーン部分を小さな点の集まりに置き換え印刷する。
印刷機では製版で大小の網点を作って濃淡を表現する。
グラデーションなどは微細な網点の大小で構成されており、
淡く表現された部分は比較的に点と点の間が大きいので
拡大してみると、細かい点の集まりであることが確認できると思う。
「アミ表現のサンプル」
プリンタでは、黒の細かい点の集まりで
擬似的にグレーを表現するディザリングという手法で表現する。
印刷機が網点を用いて点の大小でグレーの濃淡を表現するものに対し、
同じ大きさの点の密度で濃淡を表現する。
「ディザ表現のサンプル」
フォトショップやファイヤーワークスではこの表現を「ディザ処理」といい、
「網点」と共に、白と黒しか使えない状態で写真のような細かなモチーフを
印刷しければならない場合に使用する。
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