【DTP用語】表面加工
2009年3月24日火曜日
箔押しやエンボスなどの表面加工は専門の会社で行うのが一般的ですが、
印刷所で塗料を印刷するニス刷りという方法もあります。
これはOP(Over Print)ワニスとかOPニスと呼ばれる無色透明、
あるいは半透明の塗料を最終インクとして使用し紙に印刷するものです。
オフセット印刷やグラビア印刷を行いますが、
加工に時間がかからず、版を作れば一部分だけ
ニス刷りすることも可能です。
印刷とほぼ同時に行うニス刷りを除けば、
表面加工は次の3種類に大別できます。
① ビニール引き
② プレスコート(プレス加工・ミラープレス)
③ フィルム貼り(ラミネート加工)
これらは加工の方法や材料によってさらに細かく分けられますが、
いずれも印刷物の表面に光沢を与え、水分や摩擦、
熱などから印刷物を守るのに有効です。
次回から3回に分けて、
上記①②③の印刷方法をご紹介していきます。
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